ゆうちょ銀行にはカードローンがない?

預金口座

 

ゆうちょ銀行は全国に約25,000店舗あり、一度は利用したことはあるのではないでしょうか。ゆうちょ銀行は郵政民営化に伴い、郵便局の郵便貯金事業等を引き継いでいます。

 

そんなゆちょ銀行には、独自のカードローン商品がありません。ただゆうちょ銀行ではスルガ銀行の個人向けのローンに申込することができます。

 

申込できるスルガ銀行のローンは、カードローン、住宅ローン、パーソナルローン(目的別ローン)の3つになります。

 

スルガ銀行のカードローンの商品名は「したく」といいます。

 

審査や契約をする相手は、ゆうちょ銀行ではなく、スルガ銀行になります。ゆうちょ銀行やスルガ銀行の口座開設は不要となっています。

 

スルガ銀行へ直接申込をしても、「したく」は利用できませんが、リザーブドプランという商品へ申込することができます。商品内容は「したく」よりハイスペックとなっています。

 

限度額 10万円~500万円(初回は300万円まで)
借入利率 7.0%〜14.9%(実質年率)
遅延利率 19.5%(実質年率)
申込みいただける方 満20歳以上70歳以下の安定した収入のある方
収入証明書 50万円超で必要
預金口座 ゆうちょ銀行・スルガ銀行共に不要

 

ゆうちょ銀行「したく」は即日での借り入れができない

 

下記に「したく」の申込手順を紹介していますが、郵送で書類をやり取りしないといけないため、借入までには数日~数週間かかります。

 

「したく」はネット、電話(0120-508-911)、ゆうちょ銀行窓口で申込することができます。全てのゆうちょ銀行で申込できません。取り扱い店舗はこちらです。

 

申込後、スルガ銀行とSDP株式会社という保証会社が仮審査を行います。仮審査に通過すれば、書類が郵送されてくるため、必要書類を添付して返送が必要です。

 

webだけで契約をできるカードローンがあることを考えると、時間がかかり不便に感じてしまいます。

 

そして本審査に通過すればカードが届きます。カードはすぐ使えるわけではなく、0120-198-955へ利用開始手続きの電話をしなくてはいけません。

 

したくの申込手順

@ネット・電話・店舗で申込

Aスルガ銀行・保証会社が仮審査

B書類郵送 到着後必要書類添付して返送

C到着後に本審査

Dカード発行(到着後、利用開始手続きが必要)

 

必要書類

●本人確認書類(@運転免許証A顔写真付き住基ネットカードB個人番号カードCパスポートD保険証E外人登録証明書)
※C~Eの場合は、住所が確認できる公共料金の請求書や領収、国税・地方税の領収書、住民票、印鑑証明書等を添付
●50万円超の場合は収入証明書

 

ゆうちょ銀行から融資を受ける方法は?

 

ゆうちょ銀行には3つの貸付制度があります。

 

財産形成貯金担保貸付

 

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法として、財産形成貯金担保があります。財形形成貯金とは「財形定額貯金」「財形年金定額貯金」「財形住宅定額貯金」の3つです。それらを担保として借りることができます。

 

借りれる金額は、預金金額に利子を加えた金額の90%相当額で上限は300万円までとなっています。

 

貸付期間は、貸付から2年(1度のみ更新可)です。2年の間に担保にしている貯金の満期が来る時は、満期までの期間となります。

 

金利は、返済時の約定利率+0.25%です。約定利率とは担保にしている貯金の金利のことです。利用すると金利はつかなくなりますが、0.25%という低い金利で借りれることになります。

 

期間内に返済できない場合は、担保とした貯金から借入金+利息の返済に充当されます。

 

貯金担保自動貸付

 

2つめは貯金担保自動貸付です。総合口座で管理する「担保定額貯金」または「担保定期貯金」を担保として借りることができます。お金を借りるというよりも、通常貯金の残高を超える引き落とし等があった時に、不足分が自動的に貸付されます。

 

借りれる金額は、預入金額の90%以内で、一冊の総合口座通帳につき300万円までとなっています。

 

貸付期間は、貸付から2年です。2年の間に担保にしている貯金の満期が来る時は、満期までの期間となります。元利金継続(継続預入)の担保定期貯金を担保とする場合は、貸付期間の範囲内で貸付けは継続されます。

 

金利は、担保定額貯金を担保の場合、返済時の約定金利+0.25%、担保定期貯金を担保の場合、預入時の約定金利+0.5%です。

 

国債等担保自動貸付

 

3つめは国債等担保自動貸付です。総合口座で管理するゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で購入した国債を担保として借りることができます。貯金担保貸付と同じく不足分が自動的に貸付されます。

 

借りれる金額は、利付国債及び個人向け国債の80%までで、上限は200万円までとなっています。

 

貸付期間は、貸付から1年です。1年の間に担保にしている国債が償還される時は、償還日の7営業日前までの期間となります。

 

金利は、貸付時における預入期間1年の定期預金の約定利率+1.70%です。

 

期間内に返済できない場合は、担保とした国債をゆうちょ銀行が買取り、その買取額で借入金+利息をおよびその利子の返済に充当されます。